処方だけを受けることはできます
緊急避妊を目的とした受診は可能です。健康診断や他の検査を必ず受けなければならない、ということはありません。
ただし医療機関によって対応時間や予約の要否が異なります。電話で「緊急避妊で受診したい」と伝えて確認するのがもっとも確実です。急いでいることを伝えれば、当日枠を案内してもらえる場合があります。
聞かれること
問診の中心は次のような内容です。
- 最終月経の開始日と、いつもの周期
- 性交があった日時(何時間前か)
- これまでに飲んでいる薬、持病、アレルギー
- 妊娠・出産の経験
特に重要なのは最終月経日と経過時間です。この2つで、服用のタイミングと期待できる効果の説明が変わります。分からない場合は「だいたい◯日ごろ」でも構いません。
薬局へ行く時間が取れない場合
内診はあるのか
緊急避妊の処方だけであれば、内診を行わない場合が多いとされています。ただし、症状や状況によって医師が必要と判断すれば実施されることがあります。
不安な場合は、受付や問診の段階で「内診が不安です」と伝えて構いません。必要かどうか、なぜ必要かを説明してもらえます。
薬局・オンラインとの使い分け
| 手にするまで | 向いている場合 | |
|---|---|---|
| 薬局で買う | その場 | 近くに登録薬局があり、営業時間内 |
| 産婦人科を受診 | 受診後すぐ | 相談したいことがある/72時間を超えている/持病や服用中の薬がある |
| オンライン診療 | 最短当日〜翌日 | 薬局が閉まっている/対面が難しい/時間に余裕がある |
受診が向いているのは、薬以外にも相談したいことがある場合です。たとえば72時間を超えている場合、日本産科婦人科学会の指針は「72時間を超えてのLNGの使用は、用法・用量の適用外であるが有効である可能性が高い」としており、この判断は医師でなければできません。
持病がある、他に薬を飲んでいる、その後の避妊も相談したい、という場合も受診が適しています。
費用について
緊急避妊の処方は自由診療で、健康保険は使えません。金額は医療機関によって異なり、診察料と薬剤料が別建てのこともあります。
気になる場合は、電話で「緊急避妊で受診した場合、合計でいくらになりますか」と確認しておくと安心です。金額を理由に受診を諦める前に、まず聞いてみてください。
まとめ
- 緊急避妊だけの受診は可能。まず電話で確認
- 聞かれるのは主に最終月経日と経過時間
- 内診は行わない場合が多いが、不安ならその場で伝えてよい
- 72時間超・持病あり・相談したいことがあるなら受診が向く
対応内容は医療機関によって異なります。詳細は受診先にご確認ください。
参考にした資料
この記事は公的機関等の公表情報をもとに作成しています。医療行為・診断を行うものではなく、 医師・薬剤師の判断に代わるものではありません。掲載内容は2026年8月21日時点のものです。