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アフターピルの種類。日本で使えるのはどれか

最終更新:2026年8月21日

緊急避妊薬にはいくつかの呼び名があり、混乱しやすい領域です。日本国内で緊急避妊として承認されているのは、レボノルゲストレル製剤です。ここを起点に整理します。

国内で承認されているもの

緊急避妊の効能・効果で国内承認されているのはレボノルゲストレル製剤です。用法・用量は「性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mgを1回経口投与する」と定められています。

製品としては、先発品のノルレボ錠1.5mgと、同じ有効成分の後発品(ジェネリック)があります。

先発品後発品
有効成分レボノルゲストレル 1.5mg(同じ)
用法性交後72時間以内に1回1錠(同じ)
価格高め低めのことが多い

有効成分と量は同じです。選べる場合、違いは主に価格になります。実際にどちらを扱っているかは、薬局やクリニックによって異なります。

市販薬と処方薬の違い

同じレボノルゲストレルでも、入手経路によって扱いが変わります。

薬局で買う(市販)処方を受ける
区分特定要指導医薬品医療用医薬品
入手方法対面のみ。その場で服用対面診療またはオンライン診療
持ち帰りできませんできます(配送も可)
取扱店厚生労働省に登録された薬局のみ医療機関

市販の緊急避妊薬は特定要指導医薬品に指定されており、ネット通販でもビデオ通話でも購入できません。オンラインで完結させたい場合は、医師の診療を受ける経路になります。

薬局へ行く時間が取れない場合

ヤッペ法との違い

かつてはヤッペ法(中用量ピルを12時間あけて2回服用する方法)が用いられていました。現在は専用の製剤があるため、通常は選ばれません。

日本産科婦人科学会の指針によると、ヤッペ法では50.1%に悪心、14.8%に嘔吐が報告されており、妊娠率も欧米の報告で3.2%、国内の報告で2.6%とされています。レボノルゲストレル法のほうが副作用が少なく、指針でも優位性が確認されています。

「アフターピルは吐き気がひどい」というイメージは、この時代のものです。

個人輸入・海外製品について

インターネットには、海外の緊急避妊薬を扱うと称するサイトがあります。当サイトはこれらを紹介しません。理由は次のとおりです。

費用を抑えたい場合は、後発品を扱う薬局やクリニックを探すほうが、安全かつ確実です。

どれを選ぶかより、どこで手に入るか

実際のところ、緊急避妊の場面で薬の種類を選べることは多くありません。その日に手に入るかどうかのほうが、はるかに重要です。

当サイトでは、厚生労働省が公表する販売可能な薬局15,957件を、現在地や都道府県から検索できます。取り扱っている製品名までは公表されていないため、具体的な種類や価格は店舗に電話で確認してください。

まとめ

参考にした資料

この記事は公的機関等の公表情報をもとに作成しています。医療行為・診断を行うものではなく、 医師・薬剤師の判断に代わるものではありません。掲載内容は2026年8月21日時点のものです。

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